お笑いの木 「ボクサーとトレーナーの会話」
ボクサー 「だめだ、もう体力の限界だ・・・。敵はぜんぜんヘバッテないし、勝てないかもしれねぇ・・・。」 |
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トレーナー 「弱気を吐いてるんじゃねぇ〜!!」 |
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ボクサー 「しかし・・・。もう、俺は自分の全てを出し切ったんだ・・・。」 |
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トレーナー 「こういう時の為に、ワシが伝授した必殺技があるだろう!!それを、使ってみるんだぁ〜!!」 |
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ボクサー 「まっ、まさかぁ。あれをやれって言うのかい??」 |
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トレーナー 「そうだ、例の必殺技で、一気にKOしてしまうんだ!!」 |
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ボクサー 「下のタブから5つのオチを見てみよう」 |
ケース1
ボクサー 「まさか、こんな所であの技を使ってしまうハメになるとは・・・。 あの技は諸刃の剣で封印されてた技。 あの技を使ってしまうと、俺のこれからの選手生命の保証もない。 俺は、この1つの勝利の為にそこまでリスクを冒すべきなのか!? いや!やっぱり、ここは負けを認めてしまった方がいいのか・・?? ちがう!!俺は今まで26戦26KOの勝利を収めてきたんだ!! ここに来て負ける訳にはいかねぇ〜〜!!ただ・・・でも・・・俺は・・・」 |
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トレーナー 「いつまで1人で喋っとるねん!! はよ戦わんかい!!」 |
ケース2
ボクサー 「あぁ・・。 トレーナー!! ダメです。 もう立ちません・・・・激チンされたようです・・・。」 |
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トレーナー 「そっ。そんなバカなぁ・・・。 全戦全勝でここまで来たお前にそんな「珍事」が起こるとは・・・・。」 |
ケース3
ボクサー 「上・上・下・下・左・右・左・右・B・A!!」 |
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トレーナー 「・・・・・・。」 |
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ボクサー 「よし!!これで無敵完了!!」 |
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トレーナー 「アホかっ!! 誰がこんな所で「グラディウス」の無敵コードを入れろって言ったんじゃぁ!!」 |
ケース4
ボクサー 「1センチ・・・2センチ・・・3センチ・・・」 |
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トレーナー 「よし、クリンチに入った! ワシが伝授した、週間少年サンデーの「B・B」からインスパイアされた、「10cmの爆弾」。 10cmの距離から繰り出される破壊的な威力のある必殺パンチの出番じゃぁ〜〜っ!!」 |
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ボクサー 「8センチ・・・9センチ・・・10センチ」 |
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トレーナー 「いっ・・今だぁ〜!!」 |
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ボクサー 「・・・11センチ・・・12センチ・・・13センチ・・・」 |
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トレーナー 「・・・・。」 |
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ボクサー 「・・・19センチ・・・20センチ・・・21センチ・・・」 |
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トレーナー 「いつまで数えとるねん!!」 |
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ボクサー 「・・・20センチ・・・19センチ・・・18センチ」 |
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トレーナー 「ほんで戻っていくんかい!! もうええわっ!」 |
ケース5
ボクサー 「よぉ〜し!! 必殺技を食らわせてやる!! さぁ、来い!!」 |
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トレーナー 「・・・。」 |
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ボクサー 「さぁ。 かかって来いよ!! 一発でKOしてやらぁ〜〜!!」 |
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トレーナー 「・・・。」 |
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ボクサー 「どうした!? 試合を放棄するのか!? かかって来ないのか!?」 |
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トレーナー 「・・・お前、相手はサンドバッグや、自分から、かかって行かな・・・。」 |